視機能はお年を重ねると共に低下し、さまざまな形で私たちの健康に影響を与えることがあります。視力は脳が判断しているので、気づかれないうちにストレスが脳に蓄積され、全身症状を引き起こすこともあります。
適切なメガネをかけることで、これらの症状を少しでも良くすることができます。
眼鏡もさまざまな場合や目的に応じて使われています。
当院では、患者様のご希望や使い方をお聞きしながら、眼鏡処方をしていきます。
当院では、コンタクトレンズは高度管理医療機器であるという原点に立ち、コンタクトレンズをお使いになる患者様の眼の健康と安全性を第一に考えて処方をしています。
難しい処方につきましても、当院におまかせください。
ここ数年、コンタクトレンズの使用によって起こる目のトラブルが増えています。コンタクトレンズを装用したままの睡眠や過剰装用の症例が多く、また不適切な消毒・洗浄によるものや1日使い捨てレンズの再装用なども原因であると言われています。
血管を持たない角膜は大気から直接酸素を取り入れるため、角膜にのせるコンタクトレンズは目にとっては酸素の供給を遮断するものとなります。酸素が不足すると、角膜のバリア機能が弱くなり細菌に感染しやすくなります。
また、長い間、酸素が不足すると角膜の奥の内皮細胞が減り、角膜の機能が悪くなります。内皮細胞は一度壊れると再生しないので、目に酸素を十分供給する事が大切です。そのために、できるだけ酸素透過性の高いレンズを使用し、連続装用が認められていないレンズをはめたまま寝てしまわないことが大事です。
目にトラブルが起こった場合にはコンタクトレンズの使用を一時的に中止する必要があります。
目は一度悪くすると一生視力に影響してしまうこともあります。目にトラブルがあるかどうかはご自分の感覚では決して判断できません。
今まで眼鏡を使っており、入学や入社されるのをきっかけに、コンタクトレンズを始められる方も多くいらっしゃいます。使用方法を守らないと、目のトラブルも増えますので注意してください。
目の健康を守るためコンタクトレンズをお使いの方は、定期診察を必ず受けるようにしましょう。
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